愛知県における臨床工学技士の現状と分析
~要旨~
【目的】現在の組織率を把握することにより、今後の活動を検討する上での基礎的な情報とする。
【方法】愛知県内に登録されている全487医療施設(透析医会施設名簿・病院便覧・インターネット検索にて作成)に対し、葉書にてアンケート調査を2008年7月5日~ 2008年8月31日に行った。返送の無い施設に対しては、個別に電話にて調査を行った。調査方法は、返送率を向上させる目的で、人数又は○を選択記入する方式とし、臨床工学技士資格者が在籍されない施設には、未記入のままでの返送をお願いした。葉書には集計時に施設の特定ができるよう、委員会にて作成した通し番号を記入した。質問内容は、1.臨床工学技士資格をお持ちで、臨床工学技士業務に従事している職員は何名おられますか?〔男 名・女 名・在籍なし〕2.業務内容で該当するところに丸をご記入下さい。〔手術室業務/集中治療室業務・血液浄化療法業務・呼吸療法業務・高気圧酸素療法業務・医療機器管理業務・その他(複数選択可)〕3. 愛知県臨床工学技士会会員の方は、何名おられますか?〔会員数 名・非会員数 名〕の3つのみの質問として簡素化した。
【結果】487施設のうち215施設から葉書にて回答を得られた。返送の得られなかった272施設のうち259施設からは電話調査で回答を得られた。487施設のうち臨床工学技士が在籍している施設は190施設、不在な施設は297施設であった。血液浄化療法を担当している施設が最も多く、以下に機器管理・手術室・呼吸療法・集中治療室・高気圧酸素と続いた。190施設に所属する臨床工学技士は906名で、そのうち愛知県臨床工学技士会会員は486名であった。
【結語】現在の愛知県臨床工学技士会入会率は53.6%で毎年7%ずつ増加している。臨床工学技士免許取得者も同じく毎年7%ずつ増加しているが、現状より入会者数が落ち込んでしまうと入会率が50%を割ってしまう危険がある為、今後も入会率の向上に努めていきたい。